「NOZY COFFEEのサブスク始めます！その③」

こんにちは。NOZY COFFEE 佐藤です。

「NOZY COFFEEのサブスク始めます！その③」

今回もまたまた前回のブログの続編です。
（↓その①、その②はこちらから読んでね。）

https://nozy-coffee.jp/2021/06/13/subscription2/

ブログその①では、

NOZYのサブスク始まるよー！

内容はシングルオリジンコーヒー3種と、
NOZY COFFEEが本気で遊んでみた！」豆シリーズをお届けしますよー!

初回は、シングルオリジンコーヒーに拘ってきたNOZY COFFEEが、
遊び心を交えて、あえて「ブレンドコーヒー」を作ります。

ブログその②では、

「マイルドブレンド」をつくるよ！

みんなで「マイルド」を追求してみたよー！
 「マイルド」なツナ缶や、カレーに辛いラーメン、 
マイルドな食材を口にすることによって何がマイルドなのか考えてみた。 

といったお話をさせて頂きました。

 

様々な検証の末、私達は「マイルド」とは何か？
少ーしずつですが分かってきたような気がします。

もう一度みんなでブログを確認してちょっとおさらいしてみましょう…。

・強さをあまり感じさせないのがマイルド
・味わいのバランスが良いのがマイルド
・心地よいなめらかな食感がマイルドに感じさせる

なーんとなくですがイメージをつかむことが出来ました。

 

そこで、そのイメージをもとにそれぞれにブレンドを試作し、
みんなでテイスティングを行なってみました！

久しぶり登場の押本陸バリスタも渾身のリクマイルドを作成、

能城さんも「マイルド」な表情で本気でテイスティングです。

涼夏バリスタはマイルドスズカブレンドを。

 

みんなでテイスティング後、
どのブレンドが一番「マイルド」だったか票を集めてみたところ、

テイスティングはブラインドで行いましたが、
概ね、みんなの「マイルド」は共有されていそうですね。
おっ！早くも「マイルドブレンド」完成か？

 

しかし、ここで入谷さんが、
「でも、もうちょっとフレーバーも必要じゃないですか？」

「いや、これも「マイルド」なんですけど…、
カレーもそうでしたけど、個性的なスパイスの印象があっても、
甘さや質感が補完してくれてマイルドに感じたじゃないですか？
だだ飲みやすいだけじゃくて、その中にフレーバーや明確な酸があっても、
心地よい感じが目指すべき「マイルド」だと思うんすよ…、
もうちょっと色々試してみましょうよ。」

入谷孝雄。4X歳。

さすが前回の検証で「マイルド」を突き詰めた男。
私と入谷さんはさらに微調整を重ねて行くことに…。

入谷さん「やっぱり明確なフレーバーや酸の個性が欲しいですね。
マイルドで飲みやすいんだけその中に特徴はしっかりある感じですね。」

そこで、「エクアドル【TASA DORADA 10位】ホセフィーナ農園」をベースに、
「エルサルバドル【COE23位】エルトパシオ農園」と、
「コスタリカ ラコンチャ農園 ハイロ」を混ぜ合わせることによって、
マイルドと個性の調和を実現しました。

ブレンドといえば焙煎度合いが異なるものを混ぜることによって
複雑さを作る手法もありますが、

焙煎度合いが近いコーヒーを混ぜ合わせたことによって、
淹れたての熱い状態から飲み進めて温度が下がった状態まで、
味わいに上下がない、最後まで綺麗にすーっと終わる心地よい感覚が生まれました。

口に含んだ瞬間の酸の印象から飲み込んだあとの甘さの余韻まで強さが一定で、
場面が変わるようなことなく一直線上にある美味しさ。

スムースな飲み心地、且つ甘さの中にカカオの香ばしさやりんごのような穏やかな酸、
白ワインのような印象的なフレーバーも感じられる、
まさにNOZY COFFEEらしい「マイルド」なブレンドに仕上りました。

 

佐藤「しかし…、品評会の入賞ロットを贅沢に使うね。原価大丈夫？笑」

（後日計算してみると…↓）

入谷さん「えーと…。」

入谷さん「全然予算オーバーっす。笑」

佐藤「まじか！でもいっか！楽しんで欲しいね。マイルドブレンド!」

※飲んだらほんとに「マイルド」だったか教えて下さいねー！