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NOZY COFFEE 本気の遊びシリーズ「いつもとは違う焙煎方法で豆を焼いてみた!」その③

こんにちは。NOZY COFFEE 菊池です。

佐藤さんがまだ出張から戻ってこないのでまたまたまたの登場です。

写真が送られてきたのですがほんとどこでなにやってんだか…。

今回は本気の遊びシリーズ「いつもとは違う焙煎方法で豆を焼いてみた!」その③。

9月のサブスクリプションの本気の遊びシリーズ
「いつもとは違う焙煎方法で豆を焼いてみた」も
いよいよクライMAX!!

これは東MAX。

僕、菊MAX。

昔似ていると言われたことがあります。

 

さて、今回どんな焙煎を施すかと言うと、

その名も「COE方式」!!

ご存知の方も多いとは思いますがCOEとは、
「Cup Of Excellence」(カップ オブ エクセレンス)の略称。
COEは世界で最も著名で厳格な審査の元に行われるコーヒー豆の品評会です。

NOZY COFFEEでも度々落札、販売を行っておりますし、
私も審査員として何度か参加させて頂いたこともあります。

(どこにいるかわかるかなー?)

品評会におけるローストはとても重要です。
だってそのコーヒー豆の味わいを左右するローストは順位に関わってきますから。
ローストがブレブレでは一生懸命作った生産者が浮かばれません。

COEではある程度ローストプロファイルが決まっており、
ヘッドジャッジ開催国毎に微調整してローストプロファイルを確定します。

決まったプロファイルをロースト担当スタッフが焙煎し、
ここでは技術介入要素は極力排除され決まった火力、温度、時間で管理されます。

テストスプーンから抜き取った豆は色づきを確認するのみで、
豆の香りを嗅ぐことはありません。

これに対しNOZYローストはロースターの経験、感性をフル活用します。

コーヒー豆毎に栽培された環境、品種、プロセスが違いますので、
それに合わせた調整をおこないます。

焙煎中はコーヒー豆の香りを何度も嗅ぎ、
豆が発するリアクションに対してこちらがアクションを起こします。

こうすることで前回お話ししたNOZYローストが出来上がります。

今回のCOEローストは焙煎、カッピングを繰り返しプロファイルを微調整しました。

この焙煎方式で得られるのは強いフレーバー!
そして少し強めの酸味と軽い舌触りです。

よりフルーティーさを感じやすい仕上がりです。

今月のサブスクリプションに組み込まれている、
「ブエノス アイレス農園 マラカトゥーラ ナチュラル」にてこの焙煎方法を試みました。

NOZY方式と比較した際に違いがよりくっきりと現れる為です。

焙煎による味わいの違いはコーヒーの面白さの一つと言えます。

焙煎することも生業としている私たちNOZY COFFEEの腕の見せ所ですし、
コーヒーは時としてトレードオフのように味わいが変化する側面があります。

今回使用するエミリオとオルマンが手掛けた「ブエノス アイレス農園」のコーヒーの
魅力的な側面がより伝わればこんなに嬉しいことはありません。

 
最後になりますが、焙煎による味わいの違いも重要ですが、
実はCOE方式はNOZY方式に比べるとやや足が早い傾向にあります。

フレーバー豊かなうちに早めに飲みきってしまうことをオススメします!

ぜひ、焙煎方法による味わいの違いをお楽しみ下さい。

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