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NOZY COFFEE 本気の遊びシリーズ「インフュージョンコーヒー」その②

こんにちは!NOZY COFFEE佐藤です。

今回はNOZY COFFEE 本気の遊びシリーズ「インフュージョンコーヒー」その②。

前回のブログではNOZY COFFEEのサブスクサービス内で行っている、
8月の本気の遊びシリーズについてお伝えさせて頂きました。

(※本気の遊びシリーズについてはリンク先をご覧ください↓)

NOZY COFFEE 本気の遊びシリーズ「インフュージョンコーヒー」その①

8月の本気の遊びシリーズはインフュージョンコーヒー。

コーヒーの生豆をお酒に漬け込みむことでお酒の香りや風味をコーヒーに移し込み、
いつものNOZY COFFEEとはちょっと違うユニークなコーヒーを作ってみたいと思います。

 

佐藤「ねー?どんなお酒に漬け込んでみる?バーボンやウイスキーで漬け込んだものが
一般的だけど、せっかくやってみるならなんか違ったお酒で試してみない?」

吉川「え?僕たちも一緒にやるんですか?」

佐藤「え?だって2人ともお酒好きでしょ?」

入谷「いや、それはもちろんそーですけど…。」

佐藤「え?じゃあ2人は何のお酒が好き?」

吉川「日本酒とか焼酎とか…。」

佐藤「本気の遊びっていうくらいだから自分たちの好きなお酒で楽しくやろうよ。
じゃあ今回は2人の好きな日本酒で決まりね!」

 

というわけで系列店の「雷庵」にやってきました。

雷庵は目の前で手打ちされる蕎麦と和食をお酒とともに楽しむことができます。
系列のレストラン店舗はクラフトビール、ワインなどお酒のラインナップは豊富ですが、
なかでも雷庵は日本酒を数多く取り揃えている店舗です。

そこで、どんな日本酒をコーヒーに合わせてみたら良さそうなのか、
雷庵の中村支配人にご相談させて頂き、いくつか提案して頂いたのが、
それぞれタイプの違うこちらの3本でした。

・松の司 生酛純米酒
通常の日本酒造りでは乳酸は人工のものを使いますが、
生酛(きもと)造りでは乳酸も米や米麹をすり潰し溶かして液体にし、、
乳酸菌が発生しやすい環境を作り、空気中の乳酸菌を取り入れ増やしていきます。
ほんのりとナッツやメロンのニュアンス。乳酸の印象が感じられる。

・麒麟山 純米吟醸酒
辛口の吟醸酒です。
吟醸造りとは、よく磨いた米を10度前後の低温で長時間かけて発酵させる製法です。
吟醸造りの日本酒はフルーティーで華やかな香りをもつものが多いです。
糖度は低め。いわゆる辛口の日本酒。

・竹雀 山廃仕込み
生酛(きもと)造りは米や米麹をすり潰し、液体にして乳酸菌の繁殖を待ちます。
この米や米麹をすり潰す工程のことを「山卸し」と呼びます。
山廃仕込みは、山卸しをせずに乳酸菌を培養して、日本酒を造る製法を指します。
山卸しの工程を廃止した製法なので、山廃というようです。
甘さがしっかり。土っぽいしっかりとしたコクのある味わい。


(※撮影時のみマスクを外しています。)

中村さん「コーヒーの糖の酸化で乳酸が生成されるようですし、
生酛の乳酸のキャラクターはコーヒーと合うのかも知れませんね。

ワインの場合を考えても、マロラクティック発酵で乳酸を生成して、
葡萄由来のクエン酸、リンゴ酸と一緒に楽しめると思えば、
シングルオリジンコーヒーのフルーツを思わせる酸と、
生酛造りの日本酒の相性は納得出来るかも知れません。

酸を保ちながら、ボディも出そうで完成度高い飲み物になりそうな予感です。」

佐藤「生酛造りと山廃の2本は特に相性が良さそうで期待できますね。
吟醸酒のフルーティな感じもコーヒーと合わせても再現できたら面白いですね。」

佐藤「大吟醸酒はメロンのようなフレーバーもあり非常に雑味がなく綺麗ですね。
これはこのまま飲むのが1番だねー?合わせるのがもったいない!」

吉川「それは、佐藤さんがただ飲みたいだけですね…?笑」

 

というわけで、生豆を入れて持ってきたタッパーに、

中村さんに本気で日本酒を注いでもらいます。

今回、選んだコーヒーは「コスタリカ ラコンチャ ロテ ハイロ」。

日本酒のお酒の個性を活かしたいために、
派手ではありませんがすっきりと飲み心地のよいコーヒーにしました。

 

吉川「ありがとうございました!」

我が子のように大事に抱えて持って帰ります。

丸1日漬けてから焙煎してみたいと思います。

日本酒の味わいしっかりでてくれるかなー?

さてどうでしょうか?

次回に続く…。

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