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NOZY COFFEE 本気の遊びシリーズ「インフュージョンコーヒー」その③
こんにちは！NOZY COFFEE佐藤です。
今回はNOZY COFFEE 本気の遊びシリーズ「インフュージョンコーヒー」その③。
前回のブログでもNOZY COFFEEのサブスクサービス内で行っている、
8月の本気の遊びシリーズについてお伝えさせて頂きました。
（※8月の本気の遊びシリーズについてはリンク先をご覧ください↓）
8月の本気の遊びシリーズはインフュージョンコーヒー。
コーヒーの生豆をお酒に漬け込みむことでお酒の香りや風味をコーヒーに移し込み、
いつものNOZY COFFEEとはちょっと違うユニークなコーヒーを作ってみたいと思います。
前回のブログではコーヒーを日本酒に漬け込み香りや風味を移してみた
ところまでお伝えさせて頂きました。（只今、絶賛漬け込み中です。）
さて、漬け込んだコーヒーがどうなったかというと…、
こんなひたひただったのが…、
こんなに日本酒を吸い込んでくれました。
よっ！良い飲みっぷり！
通常の生豆と比べても明らかに日本酒を吸って大きくなっています。
では、早速テスト焙煎へ。
それぞれカッピングしてみたところ、
・麒麟山 純米吟醸酒
甘さや、滑らかな舌触りの印象は割と良い。酒感はあるが日本酒かと言われるとなんとも？
吟醸造りの日本酒のフルーティーな印象はそこまで再現されなかった。残念。
・竹雀 山廃仕込み
麒麟山同様、酒感はあるものの…、やや麒麟山より大人しい。少し冷めて甘さが良くなった。
焙煎次第ではもう少し日本酒由来の印象が出てきそう。可能性を感じる。
・松の司 生酛純米酒
甘さ、明るい酸の印象、滑らかさともに綺麗に出る。
白ぶどうのようなニュアンス、甘さは日本酒由来？後味にかけてお酒感が続く。
熱いときのアロマの感じはどれも日本酒ですね。熱燗。
その中でも松の司はアロマだけではなく元のお酒由来の良さが感じられました。
そして、バーボンやウイスキー、他のお酒に漬け込んだものに比べると、
日本酒の印象度は飲んでみるとそこまで強く感じませんでした。
お酒感にコーヒーが支配されないような心地よい感じです。
今回、お酒に漬け込むために選んだコーヒーは「コスタリカ ラコンチャ農園 ロテ ハイロ」。
派手さはなく、すっきりと飲み心地がよいコーヒーにしましたが、
この感じであれば印象度のある特徴的なコーヒーを日本酒に漬け込んでも、
お酒の印象度がそこまで強くない分、コーヒーの印象も際立ち、
日本酒とコーヒーの味わいを両立して感じることができそうです。
佐藤「よし！そうだ！ゲイシャにしよう！」
柑橘系の爽やかな酸の印象、はちみつのような甘さ、フローラルで特徴的なフレーバー、
印象度が高い個性的なコーヒーといえばやっぱり代表的なゲイシャ種のコーヒーです。
（少しお値段も上がりますが、本気なので妥協はしません！）
「コロンビア ブエナビスタ農園 ゲイシャ種」を、
テスト焙煎でもっとも日本酒由来の味わいを感じることができた、
松の司に漬け込んでインフュージョンさせてみたいと思います。
どれどれ、しっかり吸い込んでくれたかなー？
今回もなかなかの飲みっぷりのようです。
それでは焙煎開始です！
漬け込んだ後、乾燥させたとはいえ水分量は通常のコーヒーより多く、
なかなか通常の焙煎とは違い大変だったと吉川ロースターは言っていました。
また、焼き上がった直後は思ったより日本酒の香りを感じることはありませんでしたが、
焙煎中に豆の香りを嗅いでいると、揮発する香りとアルコールで酔っぱらってくるのか
体がほんのりと暖かくなり、焙煎後は少し頭が痛くなったと言ってました。
どれどれー？どうかなー？
入谷「熱いときからアロマはしっかりと日本酒ですね。フローラルな印象。
でもあまり飲んで見ると日本酒じゃない。コーヒー。そのギャップは面白いですね。
冷めてくると、日本酒由来の甘さととろっとした舌触りが出てきますね。
しかしゲイシャ種らしい柑橘系のフレーバーも感じられる。
お酒とコーヒー感が冷めてからだんだん調和しますね。
飲み頃としてはぬる燗から常温がオススメですね。」
熱いとき（熱燗？）から冷めるまで（常温）幅広い温度帯で
様々な味の広がりを楽しむことができるのは、
日本酒ならではのインフュージョンコーヒーですね！
吉川ロースター改め杜氏
「焙煎直後から日本酒のアロマの印象は少しずつ弱くなっていきます。
到着後はできるだけ早めにお楽しみ頂けたらと思います！」