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『コスタリカ ラ メサ農園』

こんにちは!NOZY COFFEE バリスタの吉田涼夏です。

佐藤さんが「紅葉を見に行こうよう!」なんてくだらない事を言い出しました。

あんな大人にはなりたくないなと思います。

前回の投稿では「見習いブロガー」として初めてブログを

書かせて頂きましたが、今回も引き続きよろしくお願い致します!

 

12月よりロースタリー店頭では【ホリデーセット】の販売をスタートさせて頂きました!

今年の年末年始はご家庭でお過ごしになる方が多くなりそうですね。

ご家庭での時間を楽しんで頂けるような特別なコーヒーを
2種類のセットにしてご用意させて頂きました。

#PREMIUM ¥5,000
『コスタリカ COE24位 ラ メサ農園』
『ニカラグア COE12位 ブエノスアイレス農園』
『エチオピア COE23位 フィサ ディケ バレ』
各100g

#DELUXE ¥3,800
『コスタリカ COE24位 ラ メサ農園』
『ケニア ガクユイニ』
『ブラジル TOH モンテ アレグレ農園』
各100g

※セット内容は在庫の関係で一部変更の予定です。ご了承くださいませ。

 

本日はこの【ホリデーセット】の中のコーヒーの一つ、
『コスタリカ ラ メサ農園’モンテコペイ マイクロミル’』についてご紹介します。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが「マイクロミル」とは、
コスタリカにあるコーヒーの加工処理施設のことです。

コスタリカ国内にはこうした小規模施設がいくつもあり、農園を持っている家族や、
生産者のグループによって運営されています。
(現在はいくつあるのでしょうか…、数年前に100以上と聞いた覚えが…。)

‘モンテコペイ マイクロミル’はコスタリカのタラス地区にあり
「エンリケ ナバーロ」さん一家によって運営されています。

(大きな手はエンリケさんのお父さん、小さい手は菊池バイヤーの手です。)

エンリケさん一家の所有する農園に、今回ご紹介する『ラ メサ農園』や、
昨年、NOZY COFFEEで販売していた『エル アルト農園』などがあります。

NOZY COFFEEでは2012年に菊池バイヤーが産地を訪問して以来、
コーヒーの買い付けを行ってきました。

私達は初めて取り扱った『エル アルコン農園』のコーヒーから毎年コーヒーを
ご紹介させて頂き、エンリケさん一家と少しづつ関係性を築いてきました。

『ラ メサ農園』は、2014年に行われ’カップ オブ エクセレンス’というコーヒーの
国際品評会にて優勝を果たしています!
(なんとその年は、1.2.4.5位が’モンテコペイ マイクロミル’のコーヒーという素晴らしい結果!)

今ではコスタリカの中でも有数の生産者としてエンリケさんは知られていますが、
驕ることなく、コーヒーの生産に実直に取り組み続けています。

 

そんなエンリケさんは、こんな想いを話していたそうです。

「最近はゲイシャ種やアナエロビックと言われる特殊な処理方法なものでなければ
チャンピオンになれない。でも、特殊なことをせずシンプルに良いコーヒーで勝ちたい。」

近年、コスタリカでは様々な生産処理方法が生み出され、その処理方法から味の違いが
生み出されています。特殊な品種や処理方法由来の味わいは非常にユニークですが、
エンリケさんはコーヒー自体の品質の向上にフォーカスし、素晴らしいコーヒーを
作り出そうとしています。

この想いを聞いた菊池バイヤーはエンリケさんの、
’元々ある品種やプロセスを使って、更に品質の向上に努力する’姿勢に共感し、
昨年、’カップ オブ エクセレンス’にて21位に入賞した『エル アルト農園』の
コーヒーのオークションでの単独落札に至りました。

このコーヒーも「ホワイトハニー」と言われるコスタリカでは昔からある処理方法を
用いたものですが非常にクリーンで素晴らしいクオリティのコーヒーでした。

NOZY COFFEEが単独でコーヒーを買い付けるということは、エンリケさんのコーヒーへの
取り組みに共感していると彼らに示すことができると私達は思っています。

 

そして、今年も’モンテコペイ マイクロミル’は’カップ オブ エクセレンス’に挑戦し
見事入賞を果たしました!

NOZY COFFEEはその挑戦をこれからもサポートしたいという意味も込めて、
入賞した『ラ メサ農園』のコーヒーを昨年に続きオークションにて単独落札しました。

(ロースタリーにてエンリケさん、菊池バイヤー、エクスポーターのメナさん。)

昨年、落札した『エル アルト農園』のコーヒーはとても美味しく、
お客様にもスタッフにも人気のコーヒーでした。

それだけに「今年の『ラ メサ農園』のコーヒーはどんなコーヒーだろう?」と考えると、
販売前から期待に溢れ、非常にワクワクした気持ちになりました。

これだけの熱意を持って生産に取り組んでいる農園が’カップ オブ エクセレンス’の為に
特別に用意したコーヒー、それを私達NOZY COFFEEが単独で落札したということで、
より一層特別なコーヒーだと私は感じています。

素晴らしいコーヒーを届けてくださったエンリケさん達を思うと、
バリスタとして「この美味しさを絶対に伝えるぞ!」と気が引き締まります。

お客様にその美味しさを楽しんでもらえるよう、
私達自身も楽しんで伝えていきたいと思います。

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