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「10/25,26 “ROOT LOOP MARKET vol.3”に出店します!」
こんにちは!吉田です。
札幌、青森での出店に引き続き、今週末もイベントに出店します!
今週末10月25日(土),26日(日)は、立川市 国営昭和記念公園 花みどり文化センターで行われる「ROOT LOOP MARKET」というイベントに出店します!
ROOT LOOP MARKET vol.3
◇会場 国営昭和記念公園 花みどり文化センター (東京都立川市)
◇日時 10月25日(土),26日(日) 10:00-17:00
◇イベントの詳細はこちら
当日はアメリカーノ、カフェラテの提供と、コーヒー豆、焼菓子の販売を行います!
コーヒー豆のラインナップは「生産者とテロワールを感じられるコーヒー」をテーマに、3種類ご用意しました!
■グアテマラ アグアカトネス農園
エスプレッソはアグアカトネス農園のコーヒーを使用します!
ブログでも度々取り上げているロスマ農園やラ グラン マンサナ農園を運営するアレハンドロさんの農園です。

標高2,000メートルの高い場所に位置しますが、非常に乾燥した土壌のためコーヒーが育たないとされていました。
そんな土地に灌漑設備を導入し、コーヒーの生産が可能になりました。
アグアカトネス農園のすぐ裏手にあるラ グラン マンサナ農園はトップオブトップクオリティのコーヒーのみを育てる農園。アグアカトネスの成功事例を以て、農園がスタートしました。
アグアカトネスを飲んでいて思うのは、きれいな明るい酸味です。
高い標高で育まれたことは上質な酸味から感じられ、白ブドウやりんごを思わせるジューシーさがあります。
後味にバニラのようなアロマがふわっと香るのは、ラ グラン マンサナにも共通しています。

■ニカラグア ロス アルペス農園
2024年にCOEでチャンピオンを獲得したロス アルペス農園。同じロス アルペス農園から、今回はカトゥーラ種 ウォッシュドプロセスのコーヒーです!
ニカラグア屈指の産地であるヌエバセゴビア地域に位置し、その中でもとりわけ標高が高く、火山灰土壌の環境で育ったコーヒーは酸味に特徴があります。

火山灰土壌

ロス アルペスで収穫されたチェリー
輪郭がはっきりとした酸味は甘い柑橘系の印象。カシューナッツのような甘く香ばしい風味もありバランスの取れた味わいです。
ロス アルペスはモンテリバノという山の最も高いところにあります。1時間下った場所にミルがあり、そこで収穫したチェリーを選別したり、生産処理を実施していきます。

■ペルー ロサス パタ農園
NOZY COFFEEで取り扱うペルーのコーヒーはほとんどがプーノという地域のものです。ロサス パタ農園もプーノ産のコーヒーです。
個人的には、プーノのコーヒーは特にフレーバーに特徴がない品種でシンプルなプロセスでも、甘さが強かったり、ストーンフルーツやトロピカルフルーツのようなフレーバーを感じられる印象があります。
ロサス パタのコーヒーはブルボン種ですが、他の地域のブルボン種とは違って見た目がかけ離れています。粒が大きく丸みを帯びています。この地域での自然交配によって変化していったものと考えられます。
強い甘さとねっちりとした質感を感じられるコーヒーで、マンダリンオレンジやアプリコットのような甘さが口の中に広がります!
菊池バイヤーは以前のペルー訪問をこう振り返っています。
“産地に行きたいかと聞かれたら躊躇してしまうくらい遠く、高山病、水シャワー、やたら無闇にクラクションを鳴らしまくるペルー人の気質、至る所に十字架がある細い山道、その道を飛ばす車、フロントガラスが曇るからと雪の中を窓を開けてはしる車、それでも飛ばす車、寒さと高山病で朦朧とする意識の中で全て受け入れられたと思ったけどやっぱりまだ受け入れられそうにないそうそれがペルー。“

空港のあるエリアからコーヒー産地までは車で10時間。途中4,700メートルのエリアを通過しながら、山道を進んでいきます。道の脇には無数の十字架、道を外したら絶対に助からない…。

この話を聞いた後に、菊池バイヤーにまた行きたいかと尋ねると「行きたいね」と即答でした。ペルーはコーヒー生産国の中でもCOEが始まったのが遅い国でした。
アンデスの高い山々に囲まれたアクセスの困難な場所に、まだ日の目を浴びていない素晴らしい生産地・生産者が多く存在しているのです。
そんなテロワールに特徴がある3種類のコーヒーを立川に持っていきます!
秋の気持ち良い気候の中、あたたかいコーヒーを飲みながら過ごしませんか?
今週末は昭和記念公園でお待ちしています!