FROM STAFF
「“HARIO 浸漬式ドリッパー スイッチ”で淹れてみた③」
こんにちは!吉田です。
早いもので6月も中旬になりました。
ここ最近はアイスを食べる頻度が上がっています。某コンビニの「まるで◯◯」シリーズが大好きです。
今回は人気シリーズ(?)「“HARIO 浸漬式ドリッパー スイッチ”で淹れてみた」の第3弾です。
前回の記事では、スタッフ内で検証を行い、以下の5種類のレシピを飲み比べてみました。
A.NOZY式レシピ(湯温94℃,挽き目 Ditting #7)
B.湯温を低くしたもの(湯温85℃)
C.挽き目を細かくしたもの(挽き目 Ditting #6)
D.挽き目を粗くしたもの(挽き目 Ditting #8)
E.浸漬時にドリッパー内をスプーンで撹拌したもの(10回撹拌)
飲み比べをした後に「このレシピをこう変えたらもっと美味しくなるのでは?」という参加したスタッフ各々のアイデアをもとに、同じコーヒー(グアテマラ プラン デ ラ ベガ農園)を使ってベストなレシピを考案し、誰のレシピが美味しいのかを決めるプチ競技会をしました!
後半には、優勝したレシピも公開しますので最後までお見逃しなく!!
スイッチの抽出において変動要素は、湯温や粉の量、挽き目の細かさ、スイッチを開閉するタイミング、と多くあります。
それぞれのバリスタが工夫して、レシピを構築しました。
コーヒーが出揃った後、レシピと誰が抽出したかは伏せられたままカッピングをし、美味しかったものを一人2つ選び、投票しました。
誰の抽出が美味しくできたのか…??
今回はオブザーバー役の岡本さんが結果を取りまとめてくれます。
けっかはっぴょ〜〜
1位!
スマート聖花さん!!
優勝はスマートさん!
エアロプレスチャンピオンシップへの取り組みが、スイッチのレシピ構築にも生かされたでしょうか!
そんな優勝者のレシピの紹介です!
・粉量 16g ・挽き目 ditting #6.5
・湯温 94℃
①スイッチを開けた状態で60mlのお湯を注ぐ。
②30秒経ったらスイッチを閉じ、120ml(180mlになるまで)注ぐ。
スマート「ここで閉じてしばらく浸漬することで、甘さとマウスフィールを出すことを狙いました!」
③タイマーが2分になったらスイッチを開け、60ml(240mlになるまで)を中央一点目掛けるように注ぐ。
続いて2位の発表!
押本陸さん!!
ブリュワーズカップ審査員としての腕を見せつけてくれました!
以下が押本さんのレシピです!
・粉量 18.5g ・挽き目 ditting #6.75
・湯温 94℃
①スイッチを閉めた状態で40mlのお湯を注ぐ。
押本「蒸らしが均一になるようにクローズしました」
②55秒経ったら、スイッチを開けて90ml(130mlになるまで)、お湯を注ぐ。
押本「甘さが全体に出るように、過抽出によるネガティブが出ないようにここからはずっと開けています」
③タイマーが1分40秒になったら、スイッチは開けたまま80ml(210mlになるまで)お湯を注ぐ。
④引き続きスイッチは開けたまま、2分10秒になったら70ml(280mlになるまで)お湯を注ぐ。
よかったら皆さんも2つのレシピを参考にしてみてください!
他の人の作ったレシピを見ると、自分には考えつかないアイデアがあって興味深かったです!
また、この会を通してスイッチの抽出方法のバリエーションの広さを再認識できました!
簡単に扱える器具ながら、アプローチを変えるだけで液体の印象の幅が広がりますね!
前回もお知らせしましたが、明日6月17日に【ハンドドリップワークショップ [HARIO スイッチ編] 】が開催されます!
直前ですが、まだお席に空きがありますのでご興味のある方の参加をお待ちしています!!
◆日時 6月17日(火)19:00-20:00
◆場所 THE ROASTERY
◆参加費 3,800円
スイッチを触ったことがない方も大歓迎です!
手軽に使えるスイッチを使って、2種類のレシピをご紹介します!ぜひ一緒に楽しみましょう!
またスイッチや他の器具の検証の様子をお届けします!
取り上げてほしい記事がありましたらお知らせくださいね!