FROM STAFF
「“HARIO 浸漬式ドリッパー スイッチ”で淹れてみた」
こんにちは!NOZY COFFEE 吉田です。
今日は、ご自宅で簡単にコーヒーの抽出ができるコーヒーの器具をご紹介します!
その器具とは、“HARIO 浸漬式ドリッパー スイッチ”です!!
スイッチとは、『コーヒー粉をお湯に浸漬してから抽出するドリッパー。スイッチを押してドリップするので、どなたにでも均一な抽出が可能です。』(HARIO HPより)
よく見かけるHARIO V60のドリッパーと見た目が似ていますが、大きく違うのはドリッパーの下部にスイッチがあることです!
スイッチの開閉ができ、スイッチを閉めた状態でコーヒーの粉が入ったドリッパーにお湯を注ぎ、しばらく浸漬させます。
今回、スタッフが実際にスイッチを使ってコーヒーを抽出してみました!
「スイッチを使ってみたい!」「見たことあるけど、どうやって使うの?」「スイッチを持っているけどうまく淹れられない…」という方、ぜひ参考にしてみてください!
今回実際に抽出を行ったのは、大江さん、島津さん、私 吉田の3人です!
使ったコーヒーは、「ニカラグア カサブランカ農園 イエローパカマラ種」
フレンチプレスで抽出すると、りんごのような柔らかな酸味や、いちじくやレーズンのようなドライフルーツの甘さを感じられました!
今回はスイッチを使って3回抽出を行い、最初はNOZY COFFEEオンラインストアのスイッチのページに掲載している以下のレシピで、2回目と3回目はアレンジしたレシピで抽出し、フレンチプレスでの抽出やNOZY式スイッチのレシピと比較してみました!
こちらが、NOZY COFFEEの考案したスイッチのレシピです。
① コーヒー豆 15gを中粗挽きで挽く。
② ドリッパーにフィルターをセットし用意したコーヒー豆を入れる。
③ タイマー(3分)をスタートし、お湯(90℃以上)を240ml注ぐ。
まずは私が抽出してみました!
お湯を240ml注いでいきます。
3分経ったら、スイッチを開けます!
吉田「プレスで飲んだときに比べると甘さは少し落ちたように思うけど、それでも全然悪くない!冷めてくるとより一層プレスで感じたリンゴのようなフレーバーを感じます。」
今のレシピを元に、少しアレンジしたレシピで大江さんが抽出を行います。
大江「NOZYレシピよりも甘さをより出したいので、粉の量を15gから16gに増やして、増やした分全体的に強くなりすぎないよう挽き目を1目盛粗くします。」
期待通りの味わいになるでしょうか??
大江「甘さはさっきとあまり変わらなかった…!マウスフィールはNOZYレシピの方がスムースだったように思います。」
最後に、島津さんのチャレンジ。
島津「2回に分けてお湯を注いで、1回目の注ぎはドリッパーの底が開いた状態で40g注いで、40秒経ったらスイッチを閉じます。2回目は200gのお湯を注ぎ、タイマーが3分になったらまた開きます。」
吉田「新しい発想だね!」
島津「あえて開いたまま注いだらどうなるのかなぁと思って。」
1回目を注いだら締めます。
吉田「味はどうなった?」
島津「口に含んだ瞬間の甘さはとてもいいです!ただ、アフターテイストに少しビターさが残ってしまいました。」
吉田「今日試した3つのレシピの中だと、どれが一番好きでしたか??」
一同「最初のNOZYレシピ!」
この回では、NOZY式レシピが一番おいしく抽出できたという結果になりました!プレスで淹れたものとあまり遜色なく、カサブランカのもつ良さが引き出せていたと思います。
特に良かったのは酸味の印象で、りんごのような綺麗な酸味が出ていました。
吉田「スイッチを使ってみてどうでしたか?」
大江「想像していたよりもおいしく淹れられることがわかりました!NOZY式レシピの味の再現性の高さも良かったです。」
島津「使い方も簡単で、ドリップの技術も必要ない器具なので、コーヒーを始めたばかりの方でも一度レシピを覚えたら使いやすい器具だと思います!」
今回スイッチを使ってみて、一度レシピを覚えればとても簡単にコーヒーを抽出することができ、フレンチプレスで淹れたときとそれほど遜色ない味わいを表現できるとわかりました!
スイッチをお持ちの読者の方にはぜひ今回出てきたレシピを試していただきたく思いますし、「コーヒーを自宅で淹れてみたいけどどの器具を使ったらいいのかわからない…」という方にはHARIO スイッチは非常におすすめの器具です!!
器具のことや抽出のことでわからないことがあれば、THE ROASTERYのビーンズカウンターにてお教えすることもできますので、スタッフに尋ねてみてくださいね。
今度は他の器具で抽出してみた様子もブログで紹介しようかなと考えていますのでお楽しみに!