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「コスタリカ ラ コンチャ」その②

こんにちは!NOZY COFFEE吉田です。

暑い日が続いていますが、皆様お元気でしょうか?

 

前回の投稿に引き続き、今回もコスタリカ ラコンチャについて紹介していきます!

https://nozy-coffee.jp/2022/06/15/「コスタリカ%E3%80%80ラ-コンチャ」/

(前回の記事もチェックしてみてくださいね。)

Familia Jimenezと菊池さん

予告通り、今回の内容は「ラコンチャのロットごとの味わいの違いについて」です!

 

“ラコンチャはマイクロミル周辺に農園があり、収穫期や農園内の区画によってロットを分けている。”というお話をしました。では、ロットごとにどのように味が違うのでしょうか?

 

「同じ山の斜面で品種が違うだけで・同じ品種なのに向かい側の山の斜面というだけで味わいが変わるの??」

そんな疑問を解消すべく、ラコンチャのロットを4種類用意し、実際に飲み比べてみました!

 

ラインナップはこちら!

Juan  ファン[コンセプシオンエリアで一番早い収穫・カトゥーラ種]

Johana ジョアナ[サンタロサエリアで一番早い収穫・カトゥーラ種]

Vivian ヴィヴィアン[サンタロサエリアで三番目の収穫・カトゥーラ種]

Jairo ハイロ [コンセプシオンエリアで収穫・ティピカ種]

 

抽出中…

飲み比べています!

(このシャツは汚れてしまったのではなく、こういうデザインです。)

 

 

それでは、飲み比べてみての結果発表です!

4ロットを比較して、中には似たような傾向のものもあれば、明確に違うものもありました。

 

Juan ファン [コンセプシオンエリアで一番早い収穫・カトゥーラ種]

・熱い時は少し重たい印象だったが、冷めると重い印象はなくなり、甘さがわかりやすくなった。

・4つの中では一番しっかりした印象が感じられた。

・ローストしたナッツのような香ばしさや、ブラウンシュガーのような甘さ。

 

Johana ジョアナ [サンタロサエリアで一番早い収穫・カトゥーラ種]

・とろりとした質感。4つの中で一番厚みがあってなめらかだった。

・冷めてくるとレーズンのようなフレーバーになる。ストーンフルーツのような酸味も出てきた。

 

Vivian ヴィヴィアン[サンタロサエリアで三番目の収穫・カトゥーラ種]

・熱いうちから酸味の印象が明確に感じられ、冷めても継続した。

・後に残る甘さの印象が良かった。

・りんごをかじったときのようなジューシーさがあった。他にはストーンフルーツ、チョコレートのようなフレーバー。

 

Jairo ハイロ[コンセプシオンエリアで収穫・ティピカ種]

・熱い時は軽い口当たりに感じたが、冷めてくると少し重たくなったように感じた。

・4つの中で一番甘さのボリュームがあり、心地よい甘さの余韻が続いた。

・前回記事で記載した、ラコンチャの「すっきりして飲み心地の良い」のイメージに一番当てはまるように感じた。

・シロップのような軽い口当たり、プラムのようなすっきりとした酸、ココアのような優しい甘さ。

 

4ロットを同時に飲み比べたことでそれぞれの特徴を分かりやすく感じることができ、同じラコンチャのコーヒーでもロットが違うと味わいも違うのだと発見できました。

個人的にはVivianの明るくてきれいな酸味に驚きました。また、Jairoの甘さの余韻はとても心地よく、お客様にもおすすめしたくなりました。

 

そんなラコンチャですが、現在THE ROASTERYでは2種類販売しています。

 

一つはJohanaです。店内奥のビーンズカウンターでハンドブリューのコーヒーとしてお楽しみいただけるほか、コーヒー豆の販売もおこなっています。

 

もう一つはJairoです。こちらは夏季限定で販売している水出しパックに使用されています。

水出しにしても軽い口当たりや心地よい甘さはそのままでした!また、お水の代わりに牛乳に漬け込むミルクブリューにするのもおすすめです。ミルクブリューで飲んでみるとチョコレートのような甘さを感じました!

 

2回にわたってお馴染みのラコンチャについての記事が続きましたが、いかがでしたでしょうか?私は飲み比べをしたことで「今後出てくるラコンチャの新しいコーヒーはどうだろうか?」と楽しみになりました。馴染みがあるラコンチャですが、新しい発見ができました。

 

飲んだことがある方もない方も、ラコンチャのコーヒーを飲みにTHE ROASTERYに来ていただけたら嬉しいです。

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