FROM STAFF
「NOZY COFFEEのシングルオリジンコーヒーバッグ その①」
こんにちは!NOZY COFFEE 勢〆(せしめ)です。
最近は暖かくなり、春を感じる陽気が続いて気持ちいいですね!
なんて思っていたら暑い…。もう、5月なんですね。
(ブルーベリーヨーグルト美味しいよ。)
美味しいジェラートの後にはやっぱり美味しいコーヒーが飲みたい…。
でも、コーヒーを淹れるのがちょっと正直面倒くさい…。
そこで!今回はいつでも簡単に手軽に美味しいコーヒーを楽しむ事ができる、
ティーバッグタイプの『シングルオリジンコーヒーバッグ』のご紹介をしたいと思います!
カラフルなパッケージがかわいいですね。
私の乙女心がくすぐられちゃいます。。
高まるーっ!
実はこのカラフルなパッケージはそれぞれカラーごとにカテゴリー分けされているんです。
1. グリーン → 【Costa Rica / LA CONCHA コスタリカ / ラ コンチャ農園】
NOZY COFFEEではお馴染み、ラ コンチャファミリーのコーヒーです。
2012年に彼らのコーヒーを初めて購入し現在では彼らが生産するほぼ全量を
NOZY COFFEEで買い付けています。
2. オレンジ → 【Africa アフリカ 】
アフリカのコーヒーはその土壌から非常に豊かなフレーバーを感じる事ができます。
エチオピア、ケニア、ルワンダなどいくつかの国から、
本当にお勧めできるコーヒーをご用意しています。
3. ブルー → 【Nicaragua / BUENOS AIRES ニカラグア / ブエノスアイレス】
こちらもNOZY COFFEEではお馴染みニカラグアのエミリオとオルマンが
手がけるコーヒーです。NOZY COFFEEの創業時からお付き合いのある生産者ですが、
カップオブエクセレンス(品評会)で優勝するなど今では世界的な生産者です。
4.レッド → 【Honduras ホンジュラス】
ホンジュラスの小規模農家のコーヒーです。
「サンティアゴ デ プリングラ」「ポソネグロ」という隣り合う山奥の小さな村の
小さな畑でコーヒーにとって恵まれた環境で素晴らしいコーヒーを生産している
農家さん達のコーヒーを紹介します。
5. ゴールド → 【スペシャルロット】
傑出した出来のロットです。その多くは品評会入賞ロットからもたらされます。
特別な品種やプロセス、自然環境と素晴らしい生産技術などの融合によって育まれる
特別な一杯です。
こんな色々な種類のあるコーヒーバッグなら、
職場や外出先、キャンプ場など様々なシチュエーションで楽しめちゃいそうですね!
抽出方法はとっても簡単です。
1 カップにコーヒーバッグを入れる
2 コーヒーバッグに目掛けて沸騰後の湯を150ml入れる
3 そのまま4分おく
4 4分経ったら、コーヒーバッグを5-10回上下に揺らし完成。
と、ここまでがパッケージの裏に記載されているスタンダードな抽出方法なんですが、
ちょっとした違いでもっと美味しく抽出出来ないかと考えてしまうのがバリスタの性(さが)。
そこでやってみました!誰が一番美味しく淹れられるか選手権ー!!!
エントリーナンバー1 鈴木バリスタ(すずP)
エントリーナンバー2 吉田涼夏バリスタ(おすず)
エントリーナンバー3 勢〆バリスタ(私)
ちなみに大会公式オリジンは『レッド → 【Honduras ホンジュラス】』。
この地域ならではの爽やかな酸とフレーバーをいかに引き出せるかがポイントです。
エントリーナンバー1 鈴木(すずP)
・お湯の量ー150ml
・お湯の温度ー沸騰直後
・抽出時間ーお湯を注いで1分
・ディップ回数ー15回
総評
フレーバー、酸の印象がとても良い!ディップ回数を多くしたので、
良さがしっかりと抽出され印象度の高いカップになりました。
しかし、既存のレシピに比べると質感が落ちて、後味に持続性がありません。
これは1分という短い抽出時間が影響したのでしょう。
ただ極端なネガティヴがないので、せっかちですぐ飲みたい方にはおすすめです♪
エントリーナンバー2 吉田涼夏(おすず)
・お湯の量ー150ml
・お湯の温度ー沸騰直後
・抽出時間ーお湯を注いで4分半
・ディップ回数ー5回
総評
心地よい甘さととろみのある質感が◎
全体的にスッキリしていて、フレーバーの印象が弱い。
これはディップ回数が少ないため未抽出なのかと思います。
抽出時間を逆に伸ばしたら印象が変わるのかな?
エントリーナンバー3 勢〆(私)
・お湯の量ー150ml
・お湯の温度ー86°C
・抽出時間ーお湯を注いで4分
・ディップ回数ー15回
全体のバランスが良い フレーバーが強くしっかりめ。質感が悪い。
ちょっとやりすぎました。
お湯の温度を低めにして、成分が出過ぎないようにしたのですが、
抽出時間が4分でディップ回数を15回にするのは過抽出になってしまうようです。
左から、すずP、せっしー、おすず。見た目からでも違いがわかります。
どのカップも良いところはありますが改善点もあり納得のいかない結果に…。
そこでここからは三人協力して美味しいレシピを見つけ出すことになりました。
(いつの間にか選手権という名目はなくなっていました…)
ああでもない、こうでもないと意見を出し合い、レシピを詰めていきます。
(ここで余談ですが、私の書く字はすずちゃんのお母さんの字とそっくりみたいです。)
そして検証を繰り返すこと◯◯回目!!!
ついに三人が納得のいくレシピが出来ました~!
それがこちらです!
・お湯の量ー150ml
・お湯の温度ー沸騰直後
・抽出時間ーお湯を注いで3分
・ディップ回数ー12回
ポイントはディップ回数。既存のレシピの10回を超えたあたりから、
このホンジュラスらしい酸とフレーバーの印象がより強く感じられました。
15回だと多い。13回くらいが過抽出との境。
ネガティブな印象がない12回までにしました。
甘さの印象とバランスがとても良い。
抽出時間は4分だとバランスが良くありませんでした。
抽出時間が短いためか質感は若干弱めですが、
温度帯が低くなると甘さがより際立ち、心地よさが長く続きます。
お湯の温度は低くしないほうが明るさがあって良い傾向でした。
一見すると既存のレシピと大きく違いはありませんが、
しかし、少しの違いでコーヒーの個性を際立たせることができました。
既存のレシピももちろん簡単に美味しく淹れられますが、
ぜひみなさんも一度このレシピで『レッド → 【Honduras ホンジュラス】』を
淹れてみてください~!
今回は『レッド → 【Honduras ホンジュラス】』を使って検証を行いましたが、
ほかのオリジンだとまた違う淹れ方のポイントがあるかと思います。
こんな淹れかたしてみた!こうすると美味しい!こんなのはどうかな?
などなど、ここで書かれていない淹れ方やこだわりがある方は
ぜひ店頭まで足を運んで私達に伝えにきてください〜。
私達と一緒にあれこれ楽しく検証してみようじゃあーりませんか!
最後に「一緒に検証したいと入って来た公倫さんと、邪魔しないでほしいワタシ」の図。
それでは~!!!